症状が重い黄ニキビの特徴
ニキビにはいくつかの種類があり、初期段階は白ニキビ、これを放置すると黒ニキビ、さらに炎症を起こすと赤ニキビと呼ばれるようになっていきますが、赤ニキビがさらに悪化して膿がたまってしまった状態を黄ニキビと呼んでいます。
膿がたまることで色が黄色になることから、黄ニキビと呼ばれており、この膿がたまっているというのが黄ニキビの最大の特徴と言えるでしょう。
ここまで症状が悪化してしまうと、ニキビ跡も残りやすく、大きなクレータのようになってしまうこともあります。
また、シミの原因にもなってしまうことがありますので、基本的には黄ニキビにならないようにその前の段階でしっかりと対処をしておくということが大切になってきます。
それだけ黄ニキビは厄介なものであると考えるようにしましょう。
そのため、黄ニキビを潰してしまうといったことは絶対にやってはいけません。
これは他のニキビでも言えることですが、潰すことでより悪い結果を招くことになってしまいますので、どんなに気になっても必要以上に触ったり潰したりしないように気を付けてください。
では、黄ニキビができてしまったらどうすればよいのでしょうか。
実は、ここまで症状が悪化してしまうと自分でできることというのはほとんどありません。
皮膚科を受診するなどして、専門家である医師に治療をしてもらいましょう。
膿がたまっている状態ですので、これを改善するための塗り薬や飲み薬などを処方してくれます。
こうした薬を使用することで、早期の改善を狙うのが正しい方法となるでしょう。
そうすれば黄ニキビも確実に治まっていくはずです。
注意しなければいけないのは治療後です。
一度重症のニキビができてしまうと、その後もニキビができやすい状態になってしまいます。
そのため、治ったからと安心せず、今後ニキビができないようにしっかりとスキンケアを行っていくことが重要になります。